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ポップンミュージックがピンチだ

pop'n music(以下ポップン)は、1998年に稼働開始した音楽ゲームの一種。
9つのボタンと楽曲やキャラの多様性が特徴。

詳細はウィキペディア
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/Pop'n_music
公式サイトで
https://p.eagate.573.jp/game/popn/usaneko/p/index.html?___REDIRECT=1
(最新機種のページですが昔に遡ることも可)
見られますが、ポップンのプレイヤー以外には煩雑だと思います。


アーケードゲームを最近プレイしていない方はきっとこう思うでしょう。


ポップンってまだ続いてるの?」と。


はい、現役で続いています!

音ゲーに力を入れているゲームセンター(ラウンドワンなど)には、必ずと言っていいほど設置されているので、希少なわけではありません。

現行機種の「うさぎと猫と少年の夢」で24作目です。(マスコットのナビくんの声は村瀬歩さんで、幼い少年を多数演じる成人男性です!)
長い!同じくコナミ音ゲーbeatmaniaⅡDXに並んで長寿シリーズです。

本題に戻ります。
今、ポップンはピンチを迎えています。

ポップンの特徴として、多彩なキャラクターが挙げられます。イケメンや美人から、テントや塔や部屋まで、わけのわからない連中も登場します。
同人誌や個人のホームページでもポップンは人気がありました。

…のですが、少しずつキャラクターのアニメーションへの力が入らなくなって、前作「eclale」あたりから新キャラが減りキャラクターの使いまわしが顕著になったように私は感じています。
ゲームセンターでプレイしていても、最近は他機種にプレイヤーが集まっていてもポップンで並ぶことは稀になってしまいました。

また、ポップン風とも呼ばれるデフォルメの効いた絵柄が、前々作「ラピストリア」にて大幅に変更されたの際不評の方が大きかったようです。
(個人的に統一された世界観とストーリーモードは悪くなかったと思います)

その頃、大事な要素が失われてしまいました。
ジャンル名です。
ポップンの曲を選ぶ時に、ポップスだとか○○ロックとかのジャンル名が、曲名とともに使われていました。しかしラピストリア以降はジャンルが廃止されてしまいました。
ジャンル名は、楽曲を一言で表したり、読めない曲名の補完になったり、ネタやフレーバーテキストとしても欠かせなかった……一刻も早い話復活を望んでいます。

何故、様々なピンチを招いてしまったのか、社員でないので細部は分かりませんが、明らかに言えることは


ポップンに割かれる人員の不足!

これに尽きます。
明らかに作っている人の数が減っています。

以前サウンドディレクターを担当していたwac氏がノスタルジア(今年から稼働したピアノをモチーフにした音ゲー、楽しいよ!)のディレクターとなり、ポップンの開発から距離を置いています。
現在のサウンドディレクターはPON氏一人で行っています。
更にイラスト担当も減っていて、ラピストリアイラストを描いたちっひ氏がメインで頑張っているように思います。

以前のような勢いが減衰してしまったポップン
それでも楽しい要素は残されています。
9つのボタンを叩いていろんな音楽を鳴らす。基本です。
そこは失われていないので、遊んでみて頂けると幸いです。
一見新曲しか写ってませんが、フォルダ→バージョンで昔の楽曲を選曲できます。

ポップンを10年以上振りにプレイすると、大半が新曲です!新しい気持ちでプレイできます!

また、同人やホームページでポップンを楽しんでいたなら、あの頃の人気キャラが新曲を引っさげて再登場しています!

最後に、初めてポップンをプレイされる方へ…まずはポップンをプレイして下さりありがとうございます。
多彩な楽曲は魅力ですが、大変です!1000曲もあって選べません!となるでしょう。
最初はレベルの低い曲、なるべく版権かボーカルが入っていて、昔すぎない曲がおすすめです(癖のある譜面が多いため)。
オプションのハイスピードを忘れずに!
最初は2.0くらいからだんだんしっくりするまで上げるのが良いでしょう。
楽しいポップンになりますよう!

最後に。
2018年はポップン20周年です!
10周年の時はパーティしてて楽しかったですね(個人の感想)!
今はポップンから離れているコンポーザーも、全員集めてお祭りシリーズが作られることを希望しています!!
ポップンの未来が明るいものでありますよう!
是非一度プレイしてみませんか?